新VAIO Z (VPCZ21AJ) で、ImaginationTechnologiesのPowerVR用OpenGLES SDKをむりやり動かす方法
すごくニッチな話題だけど、書いておく。
VAIO Zでは、グラフィックスがCPU内蔵IntelHD3000と外付けのAMD Radeonとのハイブリッドになっている。
そして、SONYカスタムのグラフィックドライバが入ってるっぽい。
ImaginationTechnologiesのPowerVR SDKで、ソフトウェア開発をしたかったのだけど、
そのままだと、サンプルでついてきたデモプログラムがエラーで動かない。
PVR : VFrame attempted to use one of these functions:
PVR: wglChoosePixelFormatARB
PVR : But these are not available on your machine
Ignore?
こんなエラーメッセージをダイアログに吐いて終了する。
で、グラフィックドライバのせいかと思って、なんとかIntel純正の最新版ドライバを入れてみた。
ちなみに、普通にドライバーをインストーラでインストールしようとすると、
ご使用のコンピューターにはコンピューターの製造元がカスタマイズしたドライバーがインストールされています。インテル・ドライバー・アップデート・ユーティリティーは、このドライバーをアップデートできません。製造元がカスタマイズしたドライバーの代わりにインテルの汎用ドライバーをインストールすると、技術的な問題が発生する可能性があります。コンピューターの製造元に問い合わせて、お使いのコンピューターの最新ドライバーを入手してください。
こんなメッセージが出てきてインストール出来ない。
そこで、ZIP圧縮形式のIntelドライバーをIntelから落としてきて、インストールした。
方法
まずは、IntelからZIP圧縮形式のHD3000のドライバーをダウンロードして解凍。
おもむろに、デバイスマネージャーからディスプレイアダプタを選び、プロパティ→ドライバー→削除
セーフモードで再起動
(通常起動すると、SONYドライバーがインストールされる)
デバイスマネージャーのディスプレイアダプタプロパティから、ドライバーの更新で、
解凍したフォルダのGraphicsフォルダを選択して、OKボタン
これで、Intel純正HD3000ドライバが入ったので、通常モードでWindows再起動
SDKのサンプルが動いたー!!
もちろん、メーカーが保証しない使い方なので、自己責任でお願いします。